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栄光に向かって走れ ~熱く燃えた者たちのかたい絆の物語~
2024年1月14日(日)本田技研工業(株)様 寄居工場にて新春駅伝が開催されました。
毎年、チーム・イーグルバスとして参加をしていますが、昨年はコロナウィルス感染拡大を考慮して参加を辞退しておりました。
そのため今年にかける思いは今まで以上でした。
スカウト活動で集まった七人の侍は、
一区、運行管理者・Y.Y選手
二区、川越営業所運転士・K.K選手
三区、川越営業所運転士・K.Y選手
四区、トラベル所長の御子息・K.O選手
五区、S班長の御子息・D.S選手
六区、トラベル所長の御子息・Y.O選手
七区、川越営業所運転士・K.M選手
エントリーした際に今回のメンバーは期待できるぞと胸が高なったことをおぼえています。
当日の朝、起きてカーテンの隙間から青空と部屋に差し込む陽の光を見て、駅伝日和であることに心の底から安堵しました。
選手が万全の環境で力を発揮してくれることが監督である自分にとって何にも代えがたい喜びであるからです。
9時30分、寄居工場に着いて壮大なコースを目の当たりにしたとき、チームとして再びこの地に立てたこと、そして今日ここで生まれるランナー達の熱く激しい闘いを想像して早くも胸がいっぱいになりました。
11時00分、ぞくぞくと選手が集合場所に集まってきました。リラックスした笑顔の選手から、ちょっと緊急した表情の選手まて、様々でした。とにかくケガをしないで楽しく走ってください。監督として皆んなにそう声をかけました。
12時30分、号砲。ランナーたちの勇敢な足音が寄居工場に響き渡ります。
ランナーたちが通過するときに聞こえる息づかいは生命力の力強さを感じます。
その姿に私も元気と勇気をもらいました。すべての選手がポテンシャル以上の力を出し切っていただき、結果は147チーム中50位。記憶によれば過去最高の順位を勝ち取ることができました。来年はチーム・イーグルバスがどんな旋風を巻き起こすことができるのか。私自身も非常に楽しみにしています。
走り終わった後の選手の表情をみて、『駅伝』って何だろう。『走る』ってどういうことなんだろう。そんなことを思いました。
自分の限界に挑戦しゴールを目指してタスキを繋いでいくことで、仲間と繋がっていく。
それは生きることそのものかも知れない。
寄居町の山々を眺めていると、いつの間にか私の頬に涙が伝うのを感じました。
イーグルバスグループ 駅伝部総監督 I.T